春先に起きる現象とは!?
啓蟄
暖かくなり土の中にいる虫たちも元気に活動し始める季節ですね。
キエーロやコンポストをお使いの皆さん、極冬を越えられた感想はいかがですか?
まだまだ暖かくなったり、寒さが戻ったり(まだまだ油断できませんが)日に日に春は近づいていますね。
キエーロの微生物たちにとっても、待ちに待った暖かい春が到来です。
しかし、その暖かさに合わせて、微生物たちは一気に活動を始めます。虫が苦手という方には、少し心構えをしておくとよい情報をお伝えします。

暖かくなると…
1.一気に分解・発酵が進む
キエーロやコンポスト内の温度が上がるため、微生物が一気に活発になり、発酵が進みます。
2. 腐敗臭がする場合もある
発酵が進む一方で、水分過多や酸素不足により分解に時間がかかり、発酵せず腐敗につながることもあります。
3.虫の発生
冬の間の未分解な生ごみに虫たちが反応し、活発に動き始めます。
この時期に気をつけていただきたいこと(処理機を使用上の注意点)
キエーロやコンポストで生ごみを処理している方は、暖かくなる前に次のことをしておくと良いでしょう!
1.未分解の生ごみに少し手助けをする
生ごみはなるべく細かくして入れる
包丁などで細かくするのは億劫な方は、キエーロやコンポストの中でスコップで細かく砕くのも効果的ですね。
2.水分調整をする
この時期の水の入れ過ぎに注意
キエーロの場合:泥だんごが握れる程度にすると虫が湧きにくい
生ごみコンポストの場合:水分調整のための土や落ち葉をたっぷり目に入れる
3.酸素不足にしない
キエーロの場合:スコップでザクザクかき混ぜる。時間のある時は周りもザクザクする
生ごみコンポストの場合:できるだけかき混ぜ、天気の良い日にはフタを開けて空気を入れる
冬眠していた生き物が目覚め、活動を始めるこの時期
これらのちょっとした工夫をうまく取り入れると、冬から春へ向かうこの時期もトラブルを回避して快適に使えます。
生ごみ処理をさらに効果的に行ってくださいね。
私たち人間にとっても自然のエネルギーを感じ、リフレッシュする良い機会にしていきたいですね!
冬を越せたあなたは、処理機を通して季節の変化を感じ、自然の恵みに感謝したくなったかもしれませんね。
微生物活動のメカ二ズムを理解できるようになったら、あなたはもう「キエーロやコンポスト」を使いこなせる達人です。
令和6年度 四日市市 生ごみ減量推進事業のマッチングセミナー等の会場で上映していたショート動画(1分~3分程度)を
下記のYouTubeで限定公開しました。
「キエーロやコンポストの魅力が分かりやすい」と好評いただいています。
お時間のあるときにも、ぜひご覧ください。
※動画から音が出ます。(無音でもお楽しみいただけますが、いつかバックミュージックも聞いてみてくださいね)
リンクをタップすると新しいタブで開きます!
このポイントが分かればベリーGOOD!【キエーロの使い方】
いろいろな使い方が楽しめる!【コンポストの使い方】