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活動について活動のきっかけ
2021年8月に海洋プラスチックのアップサイクルに取り組んでいる鳥羽のリマーレさんを訪れた際、牡蠣の漁師である浅尾大輔さんの船に乗せていただき、牡蠣いかだを見学させていただく機会がありました。浅尾さんのお話の中で、牡蠣殻の再利用としてケアシェルネットを浜に置いておいたらアサリが獲れたといったことが心に残りました。
それなら四日市でもできるのでは?四日市で潮干狩りができたらとても楽しいのではないか?と思いました。
ちょうどその頃に四日市市漁業協同組合の組合長さんや環境活動に取り組むサスティナブル・スタイルの方と話す機会があり相談したところ、漁業権のある磯津海岸を活動場所として提供してもらえることになり、3者の協働で2022年5月にケアシェルネット50個を設置し、観察が始まりました。
ケアシェルネットの設置
2022年5月/9月
2022年5月/9月
伊勢湾ではアサリの産卵は6月と10月の年に2回行われます。
そのことをふまえケアシェルネットを、2022年5月に50個。9月には高校生にも参加してもらい学習会を兼ね50個、合計100個を磯津海岸へ設置しました。
そのことをふまえケアシェルネットを、2022年5月に50個。9月には高校生にも参加してもらい学習会を兼ね50個、合計100個を磯津海岸へ設置しました。
ネットの管理
不定期
不定期
1~2ヶ月に1度、ネットの管理作業をしています。
これはネットが波にもまれ埋まったりネット自体がなくなるの防ぐ目的で、とくに台風のあとなどは早急に修復しないとネットが散乱してしまいます。
これはネットが波にもまれ埋まったりネット自体がなくなるの防ぐ目的で、とくに台風のあとなどは早急に修復しないとネットが散乱してしまいます。
調査・観察
2022年11月
2022年11月
2022年11月にネット内のアサリの生息状況を調べたところ、1センチほどのアサリが数個観察できました。他にクチバガイやオチバガイが多く観察でき、これらは三重県では準絶滅危惧種に指定されている貝です。さらにネットの周辺には貝がたくさん集まっており、ネットを動かすと下に貝が密集しています。
たくさんのアサリを観察
2023年5月
2023年5月
この場所でもアサリが生息できる環境ということが分かりました。
ネット周辺では、多様な生き物が観察できますので、環境学習はもちろん海に親しんでいただく機会など市民が楽しめる場づくりを行っていきたいと考えています。
ネット周辺では、多様な生き物が観察できますので、環境学習はもちろん海に親しんでいただく機会など市民が楽しめる場づくりを行っていきたいと考えています。
イベントを開催
2023年
2023年
四日市市のエコパートナー環境学習事業として、小学生親子を対象として「四日市の海でアサリを育てよう」のイベントを開催しました。