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里山事業

Satoyama project

What's satoyama project

里山事業とは?

里山を今に活かす
目標を持って里山の利活用を進める
里山は、昔から人の暮らしとともにあった自然です。
人々は、里山から恵を受け取りながら、大切に守ってきました。
その中で、いろいろな生き物も人と共存してきました。
1960年代以降、私たちの無関心と破壊によってそのバランスは崩れて行きました。

今一度、里山に関心を持ち、これからの時代のニーズも考え、
継続的に利用しながら維持していくことを考えたいと思います。

そのため、整備に入る場合はどのような里山を目指すかを考えてから、
その地域に合った形での整備と循環的な活用を進めています。

Project background

その背景

里山事業の原点となった活動は、2012年度に四日市自然保護推進委員会で結成された里山グループの活動です。
発足のきっかけは、長年にわたり四日市市内で自然観察会を実施してきた同委員会の有志が、市内の丘陵地からかつての里山環境が無くなっていき、生物多様性が減って行くことに危機感を抱いたことです。
特に、当時急激に進みつつあったナラ枯れの進行により、アカマツ林に続いて四日市の里山の代表的な林であるコナラ林も消滅してしまうことを何とかしたいと考えたことでした。
その活動は、今も南部丘陵で継続して行っています。
2019年、同里山グループは活動の広がりを期待して四日市自然保護推進員会から別れ、法人化を進めていた本会に統合されることになりました。このことについては四日市自然保護推進委員会、ネクストステップ研究会の両者で話し合いスムーズに移行しました。

Activity content

活動について

スタッフからメッセージ
四季を通して里山の自然の息遣いを感じます。
草木を刈り取る作業が多いですが、その中で植物の成長、鳥のさえずり、虫達が元気に生きてる姿に出会えて心身共に癒しになってます。
ボランティアで里山活動に参加して下さる方々との交流や子ども達とのふれあいも楽しみです。
自然の植物を使って道具にしたり遊んだり。そり遊びで素朴に遊んでいる姿を見て元気貰ってます!
南部丘陵公園自然生態園
2012年~現在
ここでの里山保全の目的はナラ枯れの防止と里山の生物多様性の維持、そのための里山の活用を進めることです。
当初の7年間(2012年~2018年)は小面積皆伐の手法で、里山林を一定面積ずつ皆伐し萌芽や実生による里山の若返り(明るい里山づくり)を行いました。この手法については森林総合研究所関西支所が推奨していた手法を教えていただいて活用しました。
その後はその林を維持管理するための笹刈りや調査、子どもたちの体験の場としての利用を進めています。
うつべの森
2019年4月〜2021年3月
ここは四日市市の内部地区に放置される形で残っていたスギ、ヒノキ林(私有地)を所有者の了解を得て、四日市市の補助制度を使って整備しました。
ここでの整備の目的は、大人も、子どもも遊べる森林にすることでした。
そのために2年間かけて倒木を整理し間伐をすすめ、伐採した小径木や枝葉はチップ化して歩道に敷きつめてチップロードにしました。一角にはキャンピングのできる場所も整備しました。

この場所は整備に協力いただいた株式会社うつべ農園さんを母体に結成されたBook of Nature Clubにより、その後も維持管理され親子が利用する憩いの場となっています。
四日市メリノール学院と周辺の竹林
2021年~現在
2021年ある出会いから放置されたままになっていた四日市メリノール学院の敷地内にある竹林を整備することになりました。
依頼を受けて始まったことでしたが、この整備を行うことにより私たちは、雑木林、スギ・ヒノキ林、竹林と3つのタイプの里山整備を体験することになり、メンバーはそれぞれの里山林の整備手法を身に着けることにつながりました。

2022年度には、学校周辺にある竹林の整備も依頼され継続的に整備を行いました。
ここでは竹を除伐して他の活動に使える森にするエリアと明るい竹林として整備し、継続的に竹の活用を図るエリアに分けて整備しています。なおここの竹林はマダケとハチクが中心の竹林で国指定天然記念物「御池湿原植物群落」に隣接しています。

Diary & News

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参加者の声

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四季を通した里山の自然の息遣い、
一緒に未来へ繋げていきませんか?

スタッフはそれぞれの仕事、生活を持ちながら、
今やることが大切との思いで活動に参加しています。
支援したい!一緒に活動したい!という方を求めています。
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Project

事業紹介

  • 一人ひとりの暮らし方とごみ削減

    『私たちのまちのありたい姿』を『子どもたちにつないでいく地域』を、ごみ削減活動から、みんなで創っていきましょう。
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  • 里山を今に生かす!

    残された森林の特性を生かして現代に活用することを考え、スギ・ヒノキ林、雑木林、竹林など里山の特性を生かした整備を行っています。
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  • 四日市の海でアサリを育てよう!

    四日市市漁業協同組合と協働して磯津海岸でケアシェルネットを使ったアサリの育成に取り組んでいます。豊かな海とはどんな海なのかみんなで考えたいと思います。
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  • 空き家の問題を地域で考えよう!

    「市民」「地域」「行政」それぞれが少しでも早く動き出すことが何より重要。地域でしかできない空き家予備軍対策を始めよう。
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  • 仲間を増やしていくこと!

    持続可能な社会を作るために達成したい目標。参加型ワークショップ形式の学びを中心にそれを実現する人づくりに取り組んでいます。
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  • その他の事業

    この輪をもっと広めたい!

    どの活動も目指す方向は同じ。持続可能な社会を作るための"場づくり・人づくり・つなぎ役として役立ちたい"をモットーに私たちの活動の輪は広がります。
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