『再生プロジェクト』キエーロ長持ち講座【塗装編】
ひとりでできるキエーロの塗り替え
外側だけ! 基材(黒土)そのまま! 気軽に塗装してみよう!
はじめに
このブログでは、木製のキエーロを長持ちさせるための再塗装についてご紹介します。
どなたでも手軽に取りかかれるように、
・基材は入れたまま(そのまま)
・1人で作業
・1日で完了
これらを優先して、外側だけ再塗装する手順を解説していきます!
■設置時と数年使用した現在の写真
※設置条件(周囲の環境、土地の気候など)によりキエーロの状態は異なります。
<設置時の様子>

*数年前に設置したスタッフの合板製キエーロ。
塗装はがれが目立つようになってきたところで、初めての塗り替え作業です♪
<現在の様子・正面より>
*塗り替え前のキエーロ
<現在の様子・背面より>

*全体的に塗装はがれが目立ちます。
<現在の様子・背面アップ>
*夏になるとつる性植物(カボチャ)がキエーロを覆って、湿り気のある日陰になる期間もあったためか、
土に面した箇所には若干の腐朽が見られます。
<内側>

*内側はこの通り、いつも基材(土や竹チップ)に触れていますが、紫外線に当たらないせいか、
目立つ劣化は感じられません。
ここから具体的な作業工程に入ります!
■作業の流れ

①準備
②汚れ落とし
③塗装(1回目)
④乾燥 ~休憩タイム~
⑤塗装(2回目)
⑥完成!!!
①準備

●塗料 水性クレオトップ
水性塗料について詳しく説明します。
効能:屋外で使う木材の耐久性を向上(防腐)・防虫・防カビ
標準塗り回数:2回塗り
※使用前に中身をよくかき混ぜ均一にしてから使う
塗り面積:2ℓで畳 約8~10枚分
仕上がり:半透明仕上げ
乾燥時間:約2時間(気温20℃)
刷毛洗い液:水でOK
(メーカーの製品説明より転載。情報は更新される場合があります)
●道具
・コテ刷毛
・万能ハケ
・ペイントトレー
・ハンドブラシ
・スポンジやすりやサンドペーパー
(必要に応じて養生用の敷物を用意してください)

②汚れ落とし

まずは、しっかりと汚れを落とします。
ハンドブラシ(硬めの掃除ブラシ)でこすって汚れを落とします。
しっかりと落とすことで塗料が染み込みやすくなり、耐久性が増します。
仕上がりがキレイになります!
頑固な汚れはスポンジやすりや「サンドペーパー」を使ってもいいですね
※参考までに、今回は「粗目のサンドペーパー:#120」を使いました。
③塗装(1回目)

それでは、「水性塗料:クレオトップ」を塗っていきます。
水性塗料は
・においが少なく、乾きが早い
・ハケ運びが安定していて失敗しにくい
・水洗いで後片付けができる
初心者には扱いやすく、再塗装もラクなため、おすすめです!
木目に沿って、よく染み込ませるように塗ります。
ここでは、コテ刷毛を使って塗ります。
コテ刷毛は広く平な面をムラなく塗ることができるので初心者におすすめです。
特に、地面に近いところは念入りに塗ります
合板の厚みの部分(何枚も重ねて接着してある切断面)も忘れずに。
今回は気軽に取りかかれるがテーマですので、フタもつけたままです。
④乾燥~休憩タイム~

1回目の塗装が終わり、2時間ほど乾燥させます。
※乾燥時間は気温や湿度によって変わります。
ちなみに撮影日は、気温約14℃の秋の条件で行っています。
⑤塗装(2回目)

2回目も1回目同様に、よく染み込むように塗っていきます。
2回塗ることによって、さらに水性クレオトップを染み込ませ、塗り忘れやムラを防ぎます。
一連作業で使った水性クレオトップの量は約500㎖でした。
⑥完成!!!
最後に乾かして終了です。
水性クレオトップは旧塗膜をはがさなくても重ね塗りできるので、短い時間で塗り終えることができました。
水性塗料の手軽さを実感!
空気が乾いている秋や春先に実施すると良さそうです。
塗り替えを定期的(2~3年に1回)に行えば、長持ちしますね!
ネクストステップ研究会では、塗装に必要なグッズを有料で貸し出しています。
お気軽にお問い合わせください。(貸し出しは本会の事務所までお越しいただける方のみです。ご了承ください)
普段はあまり意識しないかもしれませんが、キエーロは屋外で一年中、風雨や日差しを受けています。
雨や日差しにさらされながら、毎日の暮らしを静かに支えてくれているキエーロ。
再塗装は、ただ見た目を整えるためだけの作業ではなく、道具を大切に使い続けるという、環境にもやさしい選択です。
気づいたときに手をかけてあげることが、長く使うコツです。
少し手をかけることで、キエーロはまた元気に役目を果たしてくれます。
ぜひ、ご自宅のキエーロとも向き合い、長く付き合う一歩を踏み出してみてください。
動画もご覧ください。(5分42秒)





