環境教育ネクストステップ研究会

地域ESD活動推進拠点

「空き家が増え続けると どうなるの?」【第1回 開催報告】


市民協働の担い手育成・連携強化等に関する協働事業
 「空き家が増え続けると どうなるの?」講座
第 1回【リレー講座】開催報告

日 時:平成30年11月2日(金) 18時半~21時
場 所:四日市市勤労者・市民交流センター
参加者:55名
目 的:第 0 回で企画した、市民に知ってほしい・気づいてほしい現実や課題を短いトークでリズミカル に伝える場とする。
※円卓会議に出席した各課からの参加がなく、市民協働安全課が代表して登壇 した。

リレー講座講師とトークテーマ(登壇順)
① 整理収納アドバイザー 須藤有紀さん→現場から「空き家に詰め込まれる不要品」
② モノマニア代表取締役 松平紳太郎さん→価値あるうちに「不要品はすみやかにリユース」
③ 上級終活カウンセラー・行政書士 岡本綾さん→より良く生きるための「終活は全ての世代で」
④ 四日市市 市役所職員(市民協働安全課 後藤慎也さん)→「四日市市の空き家 現状分析」 その他の空き家キーワード:(ネクスト)→「人<モノ 人口減少 マクロな視点から見た空き家」
⑤ 行政書士 三沢圭さん→相続や管理に関する「空き家相談から見えてくること」
⑥ 行政書士&マンション管理士 橋本俊雄さん→ゴーストタウン化する「集合住宅の空き家課題」 番外 片付けコーチ×整理収納アドバイザー→「だから今、身のまわりをシンプルに整えよう」

登壇中の松平さん
登壇中の松平さん高齢化社会においてリユースショップが できる提案「スリムな老後のすすめ」をお話しされた。
買取事例、売却タイミング、ごみ減量等 世代・性別を超え、 「不要品はすみやかに リユースしましょう」と。
参加の皆さんの手元には付箋を用意した。 登壇者の話を聞いて、
・印象的な言葉や現象
・はじめて聞いたこと、驚いたこと
・興味関心を持ったこと
・詳しく聞きたいこと
・空き家対策になると感じたこと
・疑問
を都度記入していただいた。
空き家に対する参加者の意識集約となる。
講座の最終に空き家キーワードとして全体共有し、それに基づき質疑応答を行った。

空き家キーワードの付箋 空き家キーワードの付箋


参加者の意識集約(付箋に書かれていた内容を羅列)
家財道具・持ち物
家財道具 世界ナンバー1(スペースに対しての量の多さ) 、入口と出口の法則、欲・囚われ 「もったいない」言葉の勘違い、一見はキレイ、使っていないモノが詰め込まれている、安価・便利グ ッズ、モノが簡単に買える時代、リースで良いのに自分のモノにしたがる
終活
すべての世代で、平均寿命と健康寿命の差およそ 10 年、いつも、いつまでも健康でいられるとは限ら ない(バランスを崩すことで収拾がつかなくなることもある)、今をより良く生きる、自分のこととまわ りのことを考える機会、死に支度ではなく、生きる活動(未来のことまで書ける) 、遺言書とエンディン グノート、セットで作成、生前相続
実家・親の家
「いらないものは実家へ持っていく」は問題の先送り、独立しても実家に自分の荷物を置きっ放し、 壊すと税金が高い、直すにも費用、住む予定がない、元気なうちにモノを減らす(処分する)
モノの価値
整理することで生活がスリムになる、価値のあるうちに次の使い手に(リユース) 、自分が管理できるだ けで暮らす、使い切る、捨てるだけでは解決しない、物の入れ方を考える、モノとの付き合い方をよく 考える、モノを増やすことを幸せと思っていたことを改める、家もモノも手に入れるときに手放す時の ことを考える、スリムな老後、年代によって必要なものも変わっていく、切り替えが大事、「中古より新 築」の志向、新築物件売れるから増える
早期対応
空き家になってからでは遅い、老朽化・ランニングコストが足かせに、空き家の活用、地域で使う手立 てはないのか、亡くなる前から手立てはないのか
防犯
空き家があると地域の防犯活動が重要になる、ご近所つきあいが希薄、問題が起こっても他者が気づき にくい、近所の空き家に放火されたら…
マンションの空き家
居住者が減ると起こる様々な問題、マンションの老朽化対策、急務では?地域の安全のためにも 高齢者はマンション暮らしが良いと言われているが問題山積み
売買・維持管理
中古住宅の流動性確保、土地建物にはランニングコストがかかる、税金というコストがかかる
空き家の管理は相続人、売りたいけど、なかなか売れない、不動産屋は中古は扱いが少ない 空き家のニーズは?、リバースモーゲージ、地方では困難?
心配事
古い家、不動産の調査には倍以上の時間がかかり、報酬は半分以下→金目当てだけの話ではない
地域の中では空き家が把握できない、空き家対策、特効薬はない、空き家に特効薬はなし、相続したら 空き家問題も引き受ける、人口減→新築増→空き家増 空き家売りたいが売れない、人口減少、12 年後 の日本 1000 万人減→どんどん空き家が増える、空き家の所有者が責務を果たさず、自治会、市の申し 入れを拒んでいる
知ったこと
2033 年には空き家率 30%に、四日市市は地方交付税不交付
相続・法
無料相談でよくあるのは「今のうちに(子どもに)渡しておきたい」、手続きの簡素化、相続放棄
疑問
人口減少しないと予測されている地域はなぜ?(朝日町・川越町)
相続放棄した土地や建物は行政のものになるの?誰のもの?
空き家の持ち主と中古物件を探す人をつなげる仕組み(システム)はあるか?
終活で空き家防止につながった事例を知りたい
人口減少すると行政機能立ちゆかないとは?それなりにやり方次第でできるのでは?
死亡者課税って、どんな税?
SDGs の取り組み、もっと知りたい
撤退戦とは?